厳しい冷え込みに加え、強風でいっそう体感温度が下がっています。
お元気でお過ごしでしょうか。
スクーリングの完成作品をご紹介します。
ブルーの濃淡に黄色を効かせた縞です。
白の両脇に黄色とブルーグレーを配置していて、周囲の濃い青に対して白が光っているように見えます。
緯糸を連続で浮かせていて、ひし形が続いているデザインです。
えんじ色の中に渋目の黄色、緑、紫の縞が配置されています。
白い縞の中は細かく糸の並びを入れ替えた縞になっていて、整経は大変でしたが効果的です。
整経:たて糸の長さと本数を揃える工程
紺色の絞り染浴衣に合わせてデザインされました。
黄色味のベージュに渋目の青と緑、紫と紺色が全体を引き締めています。
細い縞、太い縞をバランス良く配置されています。
赤地に青の濃淡で細い縞が配置されています。
中央の赤は両脇の赤より少しピンクがかっていて、微妙な差が魅力になっています。
帯の残り裂で小バッグ、花瓶敷き、ブックカバーも作られました。
ベージュ、えんじ色、濃紺で織り上げられています。
緯糸を浮かせている模様は長い帯の両端に入っていて、それぞれ配置が異なります。
帯結びで違いが出せる楽しみがあります。
さて年末年始、何かと忙しいことと思います。
お休みを利用して織り進めよう、という方、温かくして(楽しく)織ってください。
途中でうまくいかなくなった場合、いつでも質問してくださいね。(染織研究室)