こんにちは。今回は、絣のショールをデザインする、
絣のショールを織るという2つの授業をご紹介いたします。
この授業では、経絣技法を用いてショールを制作します。
●1回目のスクーリングでは、経糸図案の作成方法と、
織る前の糸の準備をする方法を実習を交えながら学習します。
●2回目のスクーリングでは、準備した糸を織り機にかけ、
ショールを織り上げるところまで行います。

まずは紙の上で図案を考えていきます。

考えた図案から防染するところに印をつけ、
糸をくくり染色しないように防いでいきます。
染まるところと染まらないところを作ることで柄が生まれます。

染色が終わったら、防染用のくくりを外していきます。
すると、柄が出て来ました。とても嬉しい瞬間です。

柄がうまく揃ったら、糸を巻いていきます。

織り機に経糸をセットしていきます。
1本1本丁寧に、忍耐強く頑張るところです。

織り機にセットできたら、いよいよ織り始めます。

織り進めると、柄がはっきりと現れてきます。
少しずつ柄がずれて現れるところが、絣の特徴ですね。
完成がとても楽しみです。
また、他の授業もレポートします!
通信染織研究室