舘先生の展覧会情報にあわせて、先生のご担当されているろう染の授業をご紹介いたします。
この授業では、前期、後期の2回のスクーリングです。
1回目では、ろうけつ染の方法や様々な技法や特徴を理解し、ひたすらテストピースを作ります。
2回目では、テストピースをもとに作品を制作します。
今回は1回目のテストピース作りについてのレポートです。
様々な形の版を電熱器で溶かしたろうに浸し、布にろうを置きます。
その後刷毛を使い染色、、また違う形の型でろうを置き、染める作業を繰り返します。
この版もご自身で作っていただきます。角材やベニヤ板など、熱と水に強い素材で作ります。
単純な形でも、ろうの防染力の違いにより、染料の染み込む度合いが代わり、美しいテクスチャーを生み出します。
また、様々な色の重なりにより、布に色彩の奥行きが表出します。
たくさんの実験と試行錯誤を経て、完成したテストピースを6点、合評作品として展示し、先生の評価を扇ぎます。
また次の機会に2回目のスクーリングの様子もレポートいたします!
(染織研究室)
2018年9月27日木曜日
〔展覧会情報〕舘正明先生の展覧会です
みなさまこんにちは!
今回のお知らせは、舘正明先生の展覧会です。
京都室町にある染・清流館で開催されます。
金沢美術工芸大学の准教授、加賀城健先生や、本学通学部大学院を修了されている井上康子さんの3人のグループ展でとても見応えのある空間になると想像します。
染めの美しさ、染めるという行為やその動作、滲みや布の揺らめきや存在まで、様々なことを鑑みる機会となるでしょう。
「行為と現象 Ⅰ 」
2018年10月5日(金)〜21日(日)
9,15日は休館
場所:染・清流館
20日はギャラリートークもあるそうです。
ホームページはこちら
(通信染織研究室)
今回のお知らせは、舘正明先生の展覧会です。
京都室町にある染・清流館で開催されます。
金沢美術工芸大学の准教授、加賀城健先生や、本学通学部大学院を修了されている井上康子さんの3人のグループ展でとても見応えのある空間になると想像します。
染めの美しさ、染めるという行為やその動作、滲みや布の揺らめきや存在まで、様々なことを鑑みる機会となるでしょう。
「行為と現象 Ⅰ 」
2018年10月5日(金)〜21日(日)
9,15日は休館
場所:染・清流館
20日はギャラリートークもあるそうです。
ホームページはこちら
(通信染織研究室)
2018年9月13日木曜日
【展覧会】ひろいのぶこ先生の展覧会と著書の紹介・卒業生「私の手仕事2018」
朝晩と涼しくなってきました。
今日は2つの展覧会のお知らせです。
まずは、本学の客員教授であるひろいのぶこ先生の展覧会です。
場所はニューヨークシティとかなりの遠方なので、もしタイミングが合う!という方がいらっしゃいましたら、是非ご覧になってください。
日本での展覧会も期待したいですね。
ひろい先生は、作家でありながら世界の織物の調査研究をされています。
先生の収集されている多種多様な染織品や道具類、素材はとても美しく、染織を越えて、人間の暮らしや作る力の素晴らしさに心が震えます。
本も執筆されています。ぜひ手にとってご覧になってください。
1、旅する布―Traveling Textiles works/words/worlds
2017年出版
2、織物の原風景 樹皮と草皮の布と機
Base to Tip: Bast-Fiber Weaving in Japan and Its Neighboring Countries
日本列島とその周辺のシナ・フジ・タイマ・チョマなどの樹皮・草皮の織物について、その分布や糸作りから織りの準備工程、機に関した道具類を徹底したフィールドワーク調査を行い、考察。
図や写真も豊富に掲載。英文併記。
1999年出版
もう一つは東京でのグループ展です。
卒業生も頑張っています。
お近くの方はぜひご覧になってください。
〔染織研究室〕
今日は2つの展覧会のお知らせです。
まずは、本学の客員教授であるひろいのぶこ先生の展覧会です。
場所はニューヨークシティとかなりの遠方なので、もしタイミングが合う!という方がいらっしゃいましたら、是非ご覧になってください。
日本での展覧会も期待したいですね。
ひろい先生は、作家でありながら世界の織物の調査研究をされています。
先生の収集されている多種多様な染織品や道具類、素材はとても美しく、染織を越えて、人間の暮らしや作る力の素晴らしさに心が震えます。
本も執筆されています。ぜひ手にとってご覧になってください。
1、旅する布―Traveling Textiles works/words/worlds
2017年出版
2、織物の原風景 樹皮と草皮の布と機
Base to Tip: Bast-Fiber Weaving in Japan and Its Neighboring Countries
日本列島とその周辺のシナ・フジ・タイマ・チョマなどの樹皮・草皮の織物について、その分布や糸作りから織りの準備工程、機に関した道具類を徹底したフィールドワーク調査を行い、考察。
図や写真も豊富に掲載。英文併記。
1999年出版
もう一つは東京でのグループ展です。
卒業生も頑張っています。
お近くの方はぜひご覧になってください。
〔染織研究室〕
2018年9月7日金曜日
【展覧会】9月10月開催の展覧会のお知らせです。
みなさま、こんにちは。
京都では、先日の台風での被害も多く見受けられますが、いかがお過ごしでしょうか。
このたびの台風被災・北海道での震災に際し、心よりお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
さて、9月10月と展覧会の多い時期に入って参りました。
本日は、4つの展覧会のお知らせをいたします。
「土佐和紙の糸と布」展展覧会の詳細はこちら
京都展 2018年9月18日(火)-10月6日(土)
森の小枝ギャラリー 11:00-19:00(最終日18:00まで)月曜休廊
高知展 2018年10月23日(火)-10月28日(日)
いの町紙の博物館 9:00-17:00 月曜休館
土佐和紙から作った紙糸とその糸を使って織り上げた紙布の展覧会です。
高知展では「織物の組織を知る」をご担当されている吉田桂子先生による、
紙糸づくりのワークショップがあります。
通信染織業務担当の中平も出品をさせていただきます。
「Sense of Wonder-芸術と科学に架ける7つの橋-」展
2018年9月27日(木)-10月17日(水) 沖縄科学技術大学院大学
トンネルギャラリーセンター棟C階廊下 9:00-17:00 入場無料
「絣のショールをデザインする」「卒業制作(織)」をご担当されている、
木内小織先生が出品なさっています。
「こころよい暮らし」展
2018年10月12日(金)-10月28日(木) ギャラリーまるまるわ
11:00-17:00(最終日16:00まで)
「卒業制作(織)」をご担当されている、
やまこしかずよ先生が出品なさっています。
「第11回 MARBLE'18」展
2018年10月16日(火)-10月21日(日)兵庫県立美術館 原田の森のギャラリー東館1.2階
10:00-18:00 (初日 13:00-18:00 最終日10:00-16:00まで)
本学通信教育部卒業生(絵画・染織・陶芸)によるグループ展です。
みなさま、是非ご高覧ください。
(通信染織研究室)
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