2011年5月13日金曜日

ものうみ展

はじめまして〜
京都造形芸術大学 通信教育部 染織コース業務担当のNKです。
織や編の技法で作品を制作しています。
最近は、あばりという道具を好んで用いています。
旅行好きです。
これからちょくちょく投稿します。
どうぞよろしくおねがいいたします!!

春から初夏にかけては、実は京都は秋に並ぶ展覧会ラッシュの季節です。
美術館も、ギャラリーも展覧会が目白押しです。
その中で、6つのギャラリーと美術関係者の協力で開催中の「ものうみ」展をご紹介します。
この展覧会は、当初は20101020日記録的な豪雨によって被害を受けた奄美大島復興支援のチャリティー展として企画されました。それが、開催の約一ヶ月前に東日本大震災が起こったため、奄美大島の方々の申し出により、収益を東日本大震災復興支援に寄付することに変更されました。
 堺町画廊、清課堂、ギャラリーマロニエ、ギャラリー恵風、Window Gallery Oct、Gallery SUZUKI、以上のギャラリーで順次開催された展覧会は、5月29日にすべて終了しました。
本学の通信教育部染織コースに関係している作家も出品していました。
25cm×25cm×25cm以内サイズのミニアチュール作品が出品されています。
たとえばこんな作品が展示されていました。
awawakka-1
                      AWAWAKKA-1 新田恭子

この展覧会、会場の使用量だけでなく、人件費、光熱費などの諸経費もギャラリーが負担されています。事務局のWindow Gallery Octのスタッフほか関係者は全員手弁当で集まっていて、作家は完全無報酬で作品を提供しています。
気に入った作品があったら、どうぞ購入して(会期後になりますが)お家につれて帰ってください。購入代金はすべて東日本大震災復興支援義援金として寄付されます。