キーンと冷たい冬の京都、雪がチラチラ舞っております。
こんにちは。今回は、絣のショールをデザインする、
絣のショールを織るという2つの授業をご紹介いたします。
この授業では、経絣技法を用いてショールを制作します。
●1回目のスクーリングでは、経糸図案の作成方法と、
織る前の糸の準備をする方法を実習を交えながら学習します。
●2回目のスクーリングでは、準備した糸を織り機にかけ、
ショールを織り上げるところまで行います。
まずは紙の上で図案を考えていきます。
考えた図案から防染するところに印をつけ、
糸をくくり染色しないように防いでいきます。
染まるところと染まらないところを作ることで柄が生まれます。
染色が終わったら、防染用のくくりを外していきます。
すると、柄が出て来ました。とても嬉しい瞬間です。
柄がうまく揃ったら、糸を巻いていきます。
織り機に経糸をセットしていきます。
1本1本丁寧に、忍耐強く頑張るところです。
織り機にセットできたら、いよいよ織り始めます。
織り進めると、柄がはっきりと現れてきます。
少しずつ柄がずれて現れるところが、絣の特徴ですね。
完成がとても楽しみです。
また、他の授業もレポートします!
通信染織研究室
2018年1月29日月曜日
2018年1月28日日曜日
2018年1月27日土曜日
【展覧会】浮田みどり展 變(へん)
通信染織コースの卒業生 浮田みどりさんの展覧会が京都で開催されます。
詳しくはこちら
私の制作のテーマは“つながり”である。
この世界で一番長く続いている“つながり”は何かと考えた時、DNAが頭に浮かんだ。
DNAのらせんを立体で表現して以来、生物をモチーフに制作を行ってきた。
現在の多様な生物は全て小さな原核生物から進化してきた。
そして生態系ピラミッドが形成された。
このピラミッドのバランスの中で人間はどんな行いをしているだろう。
今この時も、これからも、変化し続ける生物。
小さな細胞から生まれた一つが人間であると考えた時、この作品に辿り着いた。
羊毛の変化する性質を生かし、紡いで糸にし、それを織り、またフェルト化する事で細胞が変化する様子を表現した。
詳しくはこちら
私の制作のテーマは“つながり”である。
この世界で一番長く続いている“つながり”は何かと考えた時、DNAが頭に浮かんだ。
DNAのらせんを立体で表現して以来、生物をモチーフに制作を行ってきた。
現在の多様な生物は全て小さな原核生物から進化してきた。
そして生態系ピラミッドが形成された。
このピラミッドのバランスの中で人間はどんな行いをしているだろう。
今この時も、これからも、変化し続ける生物。
小さな細胞から生まれた一つが人間であると考えた時、この作品に辿り着いた。
羊毛の変化する性質を生かし、紡いで糸にし、それを織り、またフェルト化する事で細胞が変化する様子を表現した。
2018年1月19日金曜日
【スクーリング作品紹介】染織II-3 腰機で帯を織る
みなさんこんにちは。もうすぐ節分ですね。
季節の変わり目は急に冷え込んだり緩んだりしますので体調管理をしっかりしましょう。
12月に届いた腰機完成作品をご紹介します。
白と淡い紫、濃い紫がグラデーションに配置されています。
中央と両脇には朱色と緑の細い縞が入っていて、それぞれの色の
対比が強いのですが配置の工夫で調和が取れています。
3色に絞った縞が明快です。
辛子色、渋目の赤と緑でこちらも対比の強い色同士ですが
思い切って強い対比で合わせています。
渋目の緑、茶、紺の中に明るいベージュと鮮やかな赤(濃いピンク色)を効かせています。
色の明度(明るさ・暗さ)、色相(色味)、彩度(鮮やかさ)が駆使されています。
年度の終わりで何かと気ぜわしい日々ですが、この課題の提出は3月以降でも大丈夫です。
しばらく仕舞ったままの方、2月の提出締め切りが終わってからでもいいですよ。
織ってみてください。
久しぶりで織り方が思い出せない場合、質問してくださいね。(久田多恵)
季節の変わり目は急に冷え込んだり緩んだりしますので体調管理をしっかりしましょう。
12月に届いた腰機完成作品をご紹介します。
白と淡い紫、濃い紫がグラデーションに配置されています。
中央と両脇には朱色と緑の細い縞が入っていて、それぞれの色の
対比が強いのですが配置の工夫で調和が取れています。
3色に絞った縞が明快です。
辛子色、渋目の赤と緑でこちらも対比の強い色同士ですが
思い切って強い対比で合わせています。
渋目の緑、茶、紺の中に明るいベージュと鮮やかな赤(濃いピンク色)を効かせています。
色の明度(明るさ・暗さ)、色相(色味)、彩度(鮮やかさ)が駆使されています。
年度の終わりで何かと気ぜわしい日々ですが、この課題の提出は3月以降でも大丈夫です。
しばらく仕舞ったままの方、2月の提出締め切りが終わってからでもいいですよ。
織ってみてください。
久しぶりで織り方が思い出せない場合、質問してくださいね。(久田多恵)
2018年1月1日月曜日
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