2017年8月23日水曜日

ギャラリートーク


ギャラリートークのお知らせです。


第8回京都造形芸術大学通信教育課程
卒業生・修了生全国公募展
ギャラリートーク


8/25(金)のお昼休みの時間帯に、ギャラリートークを開きます。
本年度の「全国公募展」では、染織出身の方から20点以上の応募がありました。
いずれも甲乙付けがたい素晴らしい作品ばかりです。今回はタペストリーや着尺作品など染や織の作品についてのギャラリートークですが、染や織の専門の勉強をしたことがない方にも判りやすいように、先生方にお話しをしていただきます。
何方の参加も大歓迎です。事前の申し込みも不要です。
お昼の食事をサラッとすませて、どうぞ、ギャルリ・オーブへお越しください。

●開催   8/25(金)12:25~13:05
●場所   ギャルリ・オーブ
●担当   高木光司教員(染織コース) 久田多恵教員(染織コース)

※どの領域 分野、学科、コースの方でも参加できます。
※事前申し込みは不要です。時間になりましたら、ギャルリ・オーブ受付前にお集まりください。

通信教育部学生課

2017年8月6日日曜日

スクーリング授業風景 染織Ⅲ-3  型染めの風呂敷を染める

こんにちは。
昨日に引き続き、型染めの授業のご紹介です。

今回は、糊置き、染色、そして合評の風景です。

「風呂敷をデザインする」の授業で考えたデザインを型紙に写し、
型を彫っていきます。

型が完成したら、いよいよ糊おきの作業です。
彫ったところに糊をおいていきますので、完成するときは、そこが白く残ります。
また、型紙の面白いところは、繰り返し使えるということですね。
型紙の方向を回すことで、新しい見え方、デザインが生まれたりもします。
そのあと、いよいよ染色です。色を加えることで豊かな表現が生まれます。

出来上がった作品を壁に展示しました。
全員の作品が揃うと、とても迫力があります。

1人、2配色。風呂敷が完成しました。








2017年8月5日土曜日

スクーリング授業風景 染織Ⅲ-2a  型染の風呂敷をデザインする

みなさま、こんにちは。
暑中お見舞い申し上げます。

京都は暑い日が続いておりましたが、
昨日今日は、時折、涼しい風も感じました。
トンボの姿も見られ、少しずつ秋がやって来ているのかもしれません。

今回は「型染めの風呂敷をデザインする」の授業風景をご紹介します。

この授業は、2年生で学ぶ型染めの授業です。

興味のあるモチーフをスケッチすることから始まります。
モチーフを様々な角度から観察することがとても大切ですね。

型染めは1枚の型紙を使って、布に模様を作っていきます。

型紙が1枚に繋がっているか、糊置きがスムーズに作業できるか、
良い型を考えることが重要になってきます。




















2017年8月4日金曜日

【スクーリング作品紹介】染織II-3腰機で帯を織る

皆さんこんにちは。
猛暑の日々ですが、朝夕は秋が近づいているような気配も感じられます。
スクーリングの完成作品をご紹介します。


平安朝の雅な色彩を意識してデザインされています。
鮮やかな中にも渋目の色を取り入れて全体の調和が取れています。
写真ではあまり目立たないのですが紫の横に茶色が入っていて、
全体の調和に一役買っています。



ベージュをベースにして緑色系統の縞を入れています。
緑色系統の中には若草色、オリーブ色、青磁色が入っていて、
両脇を深緑色が締めています。
同じ本数の縞を繰り返すリズム感があります。


夏祭りや盆踊り、花火大会など、ぜひ自作の浴衣で出かけてみてください。
(久田多恵)