2011年8月31日水曜日

Inner Voices ー 内なる声/金沢21世紀美術館

「Inner Voices ー 内なる声」という展覧会のご紹介です。
様々な国の女性作家の展覧会です。


その彼女たちのInner Voicesとは、どんな声なのでしょう。も、もちろん興味深いとろなのですが(本来はそれが本題ですが)
多くの作品に、工芸的手仕事が含まれています。
バティックの技法を用いたもの、編の技法を用いたものなど、
複数の技法を組み合わせ、自身の表現へと繋げているものが多く展示されています。
彼女たちの内なる声を体感してみてください。





Inner Voices ー 内なる声
2011年7月30日(土)~2011年11月6日(日) 
10:00〜18:00 (金・土曜日は20:00まで)  
金沢21世紀美術館

←こちらは金沢21世紀美術館の常設展示
ジェームズ・タレルの作品です。
いつ見ても素敵です。


(F)

インディゴ物語ー藍が奏でる青い世界ー

先日ですが、神戸ファッション美術館で只今開催中の展覧会
「インディゴ物語ー藍が奏でる青い世界ー」展を見てきました。


藍にまつわる沢山の染織品がいろいろな切り口で展示されており、
かなり見応えのある内容でした。
小さな藍美術館からの所蔵品もかなりの数が展示されています。

インディゴ物語 藍が奏でる青い世界
インディゴ物語ー藍が奏でる青い世界ー
2011年7月14日(木)~9月27日(火)
開館時間:10:00 - 18:00(入館は17:30まで)

休館日:水曜日
  
同時開催で行われている、大阪松蔭女子大学の研究発表の中に、
昔の衣装(西洋のもの)トワルで組みなおしたものがあるのですが、
それはなんと!着る事ができます。

昔の貴族方々の体型が体験を通じて理解でき、面白かったです。


こんなこだわりのある美術館です。

2011年8月30日火曜日

京都で染・清流展が開催されます。

今年も、染・清流展の季節がやってきました。
ベテランから若手まで、49名の作家の作品が展示されます。
畳が敷かれた空間に、2期に分けての展示となります。
本コースと縁の深い先生がたも多数出品されますので、
スクーリングなどで京都に来られる機会を利用してご覧ください。(NK)


第18回 染・清流展

場所:染・清流館 http://someseiryu.net/access_page.html
日時:PART1/2011年9月1日(木)~9月25日(日) 
日時:PART2/2011年10月1日(土)~10月23日(日)
※月曜日と9月26日~9月30日は入れ替えのため休館
   4月から10月の開館時間は、午前10時~午後6時
入館料:大人300円、学生200円

染織III−2(染−ろう染)

この夏行われた、舘先生の「ろう染」スクーリング風景です。
自分でろうを置く版を作ったり、さまざまな工夫を凝らしながら、
図柄を染めあげていきます。


本作品に入るまでに、様々なサンプルを作って、どんな表現ができるのか試行錯誤。
どれも素敵。まだまだアイデアがわきそうですね。
(F)


2011年8月27日土曜日

染織III−4(織−組織を織る)

京都キャンパスの織実習室でのスクーリング風景です。

色とりどりの経糸が美しいですね。
組織織の布をどんどん織っておられるところです。

準備が大変な分だけ、
織る作業は楽しいですよね!!
提出作品の完成前のひととき、作業に集中されている様子です。(NK)





2011年8月26日金曜日

ミニアチュールの展覧会、神戸で開催中です。

既に開催中の展覧会です。

西オーストラリア州・兵庫県ならびに関西地区の現代テキスタイルアーティスト作家50名による、ミニアチュール作品が出品されています。
通信染織コースの高木光司先生と舘正明先生の作品も並んでいますよ!

入場料は無料です。
ミニアチュール作品の現物を見ることができる、とてもよい機会だと思います。(NK)






日豪現代作家達の交流 "Re:a prefix"回顧 展

西オーストラリア州・兵庫県 姉妹州県締結30周年記念事業

2011819日(金)~828日(日) 10:00a.m.~6:00p.m.
(最終日は3:00p.m.まで、月/休)

兵庫県立美術館 ギャラリー棟3Fギャラリー〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号

アジア民族服飾文化展が東京で開催されます。

サイバーキャンパスでも紹介されていますが、
とても面白そうな展覧会ですので、
こちらのブログでもご紹介いたします。
東京の国士舘大学で開催されます。
関連のイベントもいろいろ開催されるようです。
入場は無料です。(イベントの中には、参加料が必要なワークショップもあるようです)





—アジアの民族と文化の現状を考える—
第一回 アジア民族服飾文化展(インドネシア・中国・日本)
2011年9月8日〜9月12日 11:00~17:00 (11日のみ16:00閉館)
国士舘大学34号館3階



展示企画内容
インドネシア:バティック、イカット、ソンケット等
中国:清朝宮廷衣、ミャオ族等少数民族服飾
日本:着物各種
特別出展:ジャワ王宮の服飾、京都絞り工芸館作品、スンバ王族のイカットの天蓋
展覧会についての詳細につきましては、こちらのURLをご参照ください。
http://www.a-jrc.jp/2011/08/information201198121-think-abo.html

染織V−7(バスケタリー)

バスケタリーのスクーリングの様子です。
平面が立体に展開する場面は、
いつ見てもスリリングで興味深いです!

バスケットの構造は、織組織と似ていますが、
素材と構造から自立性を持たせているところに、
バスケタリー独自の魅力があるように思います。

受講生の方々は、バスケタリーの魅力にはまられたことでしょう!!(NK)




2011年8月25日木曜日

染織V−9(素材研究)

素材研究のスクーリングでは、
いろんなアプローチで、布に多様な表情を持たせていました。
今まで見たこともなかった、というよりも
タブーとしてきた(!?)ところにも、
美しさが隠れていそうです・・・

モノクロームの静かな美しさ、
そして、明るい色が重なる軽やかな美。

受講された方々は、
技法や表現のストックが増えたのではないでしょうか。(NK)






2011年8月24日水曜日

染織V−3(織−織の着物)

ほそ〜くて、つるつる光沢のある絹糸で、着尺を織るスクーリングです。
上の画像は、織り機の部品に、経糸を巻き取っている様子です。

織物の作業は優雅に見えて、実はけっこう力のいる作業もあります。
これはまさにそんな作業のうちのひとつです。

一糸乱れぬ経糸は、見ていて気持ちのいいものです!
ここまでの作業の積み重ねがうまくいっていることの証拠なのですから。(NK)





2011年8月23日火曜日

染織V−1(染−絞り染の着物)

絞り染のきものを製作中のスクーリングの様子です。
撮影にうかがった日は、ほとんどの方が、染めた後にする作業を行っていました。
括ったところを外していたり、水洗している方もおられました。

それにしても、濡れているときの染料の発色って、とっても鮮やかですね。
うっとり見とれてしまいました。(NK)



2011年8月21日日曜日

絹糸の匠!下村輝先生特別講義が行われました。

お盆前に行われた、特別講義です。
下村ねん糸の下村輝先生が
繭や糸などのサンプルを多数見せてくださいながら
絹についてお話しされました。
参加者には、繭のサンプルが配布されました。

下村先生、どうもありがとうございました!(H,NK)






2011年8月20日土曜日

自然からの色が主役、展覧会のお知らせです。

展覧会のお知らせです。
東大阪市の東大阪市民美術センターにて、
「日本の色 千年の彩」展が開催中です。
染司よしおかの吉岡幸雄氏の、これまでに手がけられた仕事が一挙に展示されています。
天然染料のあでやかさに直接ふれられる機会は、なかなか貴重だと思います。

※吉岡幸雄さんによるギャラリートークの日程が追加されました。
8月27日(土曜日)午前11時、午後2時にも行います。

特別展示 菊池寛賞受賞記念 染司よしおか 吉岡幸雄
「日本の色 千年の彩」展
会期 平成23年7月9日(土曜日)~8月28日(日曜日)午前10時から午後5時まで 月曜日休館
入場料 一般500円(高校生以上65才まで)
東大阪市民美術センター





天然染料つながりで、もうひとつ神戸でおすすめの展覧会があります。
ファッション美術館で開催中の、藍が主役の展覧会です。
京都造形芸術大学で教えておられた、新道弘之先生の作品やコレクションも多数出品されています。
藍色のドレスもたくさん並んでいるようです。

会期 2011年7月14日(木)~9月27日(火)10:00 - 18:00 水曜休館
入場料 一般:500円 小・中学・高校生・65歳以上:250 
神戸ファッション美術館

以上、天然染料つながりの展覧会のお知らせでした〜〜(NK)

エクステンション講座、開講のお知らせです!!

京都造形芸術大学 瓜生山エクステンションセンターの
2011年度 秋・冬期 一般公開講座のパンフレットの配布が8月上旬にはじまりました。
今回は、染織コースから3名の講師が開講しています。

ジョリー・ジョンソン講師はおなじみのフェルトの講座、
この秋冬は「ジョリー・ジョンソンと羊の飾り」がテーマで、
フェルトでコサージュやポシェットをつくるそうです。もちろん、縫わずにつくります!

今年はじめての登場は2講座あります。
藤井良子講師の「オリジナルテキスタイル講座 描くように大判ストールを染めてみよう」と
新田恭子講師の「あばりでふくろ(巾着)を編んでみよう」です。

ジョリー講座と新田講座はお申し込み受付中です。
平日は午前9時から午後5時まで、土曜日は4時まで、受付業務を行なっています。
日曜日は受付業務もお休みです。

講座の内容や受付方法など、
詳しくは、京都造形芸術大学ウェブサイト 一般公開講座 京都 募集講座一覧 をご覧ください。
以下にリンクをはりました。(NK)


新田講座、あばり編みのふくろ(巾着)のサンプルです。
あばり編みについての詳細は、ブログ「あばり編み日記」をご覧ください。

染織I-1(染-描写)、染織I-3(織-描写)合同授業

お盆の最中。京都で行われたスクーリングの様子です。
3日間のスクーリングで、
タマネギのデッサン、人物クロッキー、鉢植えのデッサン、裸婦デッサンなど、
いろいろな描写に挑戦できたようです。
受講されている方々の真剣なまなざしが熱かったです。
おつかれさまでした!(NK,F)




































2011年8月19日金曜日

朱夏の肖像-第二回京都造形芸術大学通信教育課程 卒業生・修了生全国公募展

只今、大学 ギャルリ・オーブ(人間館1F)にて
京都造形芸術大学通信教育課程 卒業生・修了生全国公募展が開催されています。
卒業された皆さんの公募による展覧会です。
染織の卒業生も入選されています。
みなさん頼もしい!
8月27日(土)まで
http://aube.kyoto-art.ac.jp/




2011年8月13日土曜日

瓢箪の夏

8月に入ってから、ぐんぐん暑くなってきました。
お盆に入る少し前くらいから、更に蒸し暑さが増しています。
皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

暑い時には、視覚からも涼を取り入れたくなりますよね。
スクーリングにいらっしゃた先生のご自宅で栽培中のベイビーひょうたん♡
研究室でかわいい!涼しげ!と大評判でしたので、皆様にもご披露いたします。
左上に咲いている花のがくにも、早くもひょうたんのくびれがついていて、
とってもラブリーです。(NK)


2011年8月5日金曜日

天然染料による織のきものの展覧会 志村ふくみ・洋子展のお知らせ


最近、染織関係の展覧会で「おっ」と目をひくちらしをよく見つけます。
そのうちの一枚から、志村ふくみ・洋子展のご紹介です。

しむらの色 神話の誕生
染織家 志村ふくみ・洋子展
2011729-84
富山県水墨美術館にて
http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/exh_1103.htm

天然染料のきれいな色の絣のきものが、
亀の親子(ひ孫まで!?)の様に重なっているビジュアル、何とも気になります。


なかなか充実した展覧会のようですよ、お近くの方はどうぞ〜〜(NK