2012年4月27日金曜日

アンデス染織の展覧会のお知らせです。



4月になりました!新年度がやってきましたね!!
今年はまだまだ寒いですが、バスの窓から、京都の疎水沿いの桜の開花を確認しました。
いろいろなことが新しく始まる季節です。展覧会シーズンの到来でもあります。
染織史ご担当の高木香奈子先生から、アンデス染織の展覧会のお知らせです。
以下、高木先生からのご紹介文を転載します。

本展覧会では、今も色鮮やかに残る外套衣やポンチョ、ヴェールなどの染織品をアンデス文明の各文化期に分類し、そのユニークなデザインと染織技法を紹介します。その独特な文様表現からは彼らの自然に対する畏怖と信仰心が感じ取られることでしょう。我々日本人とは異なる文化の生活様式に驚きを持ってご観覧ください。

【記念講演会】
「アンデスの染織」
日時:5月12日(土)13時30分~15時
講師:梶谷 宣子 氏(米国メトロポリタン美術館終身名誉館員)
会場:西宮上ケ原キャンパス 大学図書館ホール
聴講無料

問い合わせ:博物館開設準備室(0798-54-6054)

今回は紀元前2世紀から紀元後17世紀までのアンデスの染織品を展覧しながら、アンデス独特の自然描写や宗教観があらわれるアンデスのデザインを楽しんでいただこうという企画です。
2室しかない小さな展示スペースですが、お近くまでいらっしゃることがありましたら、是非お立ち寄りください。

高木香奈子(染織コース教員)

チラシに載っている、猫や鳥、動物たちのデザインもとってもかわいいですね!
薄い織物の超絶技巧にも、興味津々です。
私もぜひ行ってみようと思います。(NK)







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アンデスのデザイン展


4月2日(月)ー6月9日(土)


10:00~16:30(受付は16:00まで)※日曜・祝日休館 
関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス 時計台2階展示室
入場無料
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白鶴美術館の2012年春期展、注目です。



3月になって、美術館では興味深い展覧会が続々と開幕しています。
その中から神戸市東灘区にある、白鶴美術館の春期展を紹介します。

白鶴美術館では、美術館所蔵の美術工芸品を、テーマを決めて展示しています。

今期は、本館は中国陶磁の逸品が展示され、
新館は、中東絨毯のコレクションの中から、動物文様の絨毯が展示されています。
龍の肉球も、獅子の睫毛もとっても愛らしいです。
展示品だけでなく、美術館のたたずまいも一見の価値あり!
特に本館は、空調に頼らなくても理想的な環境を保てる工夫がされているだけでなく、 
調度品も素晴らしいです。もちろん、お庭も素敵です。

連休中にでも、どうぞ一度お運びください!!(NK



































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白鶴美術館 2012年度 春期展
本館「中国陶磁の文様世界〜龍の肉球・獅子の睫毛〜」
新館「中東絨毯の動物文様
310日(土)ー610日(日)
10:00~16:30(受付は閉館30分前まで)※月曜休館
白鶴美術館
入場料800
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2012年 黄金週間中の展覧会のおしらせです

もうすぐ黄金週間ですね!
スクーリングで京都にいらっしゃる方、旅行される方、地元で働いていらっしゃる方、
いろいろな方がいらっしゃると思います。
春はいろいろな展覧会/展示会が花盛りです。
特に黄金週間中のおすすめを2つ(京都と沖縄)、お知らせします。
お近くまでいらっしゃる方は、どうぞご覧下さい。(NK)




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特別展 歌舞伎&能を染める




京都市中京区室町通錦小路上ル 京都芸術センター北隣








































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紅型 琉球王朝のいろとかたち



9:00~18:00、金・土曜日は20:00まで(受付は閉館30分前まで)※月曜休館、ただし4/30開館、5/1閉館) 

沖縄県立博物館・美術館
沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
入場料 800円
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2012年4月13日金曜日

芹沢銈介展のお知らせ

みなさま、こんにちは。


寒いような、暖かいような、、、
雨が降ったりと、
外出の用意に頭を悩ませてしまいます。
京都は現在、桜が満開です。
今週末もまだまだ見頃のようです!


さて、現在京都文化博物館で開催中の
芹沢銈介展のお知らせです。


(HPにてWEB割引引換券がプリントできます。) (hy)


http://www.bunpaku.or.jp/exhi_serizawa.html








(以下京都文化博物館HPより)
芹沢銈介(1895-1984)は、日本の伝統的な型染を基に芸術性の高い染色を創始した作家です。
静岡市の呉服屋に生まれて少年の頃から画才を発揮していた芹沢は、長じて染色の制作を始めますが、柳宗悦(1889-1961)の提唱する民芸の思想と出会い、沖縄の紅型の色づかいに大きな衝撃を受け、自らの作風を確立します。
鮮やかな色彩と深い精神性をそなえた芹沢の仕事は、「型染」という語ではくくりきれず、1956年、重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定にあたっては、「型絵染」という新しい分野が考案されました。その作風はいまなお新鮮で、圧倒的な存在感を放っています。
郡上紬の制作者である宗廣陽助氏は、芹沢銈介の作品世界に深く惚れ込み、芹沢のデザインの本質を表す作品を収集してきました。宗廣氏は芹沢の工房に足を運び、時には自身の織った生地を運んで作品を依頼したといいます。
本展覧会では、宗廣氏のコレクションから、屏風、反物、のれん、染め絵、ガラス絵、素描など、芹沢銈介の代表作100余点をご紹介します。
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芹沢銈介展

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2012年4月7日(土)-6月3日(日) 
月曜日休館(祝日の場合は開館、翌日休館)



 10時-18時 *毎週金曜日は19時30分まで夜間開室しています。
 (入室はそれぞれ30分前まで)
 
 京都文化博物館