授業の様子をご紹介します。
26日、27日は英ゆう教員が担当する「イメージの素材となる色とかたちをさぐる」です。
モチーフの植物 |
まずは植物や人物を描いていきます。魅力的なかたちはどこにあるでしょうか。頭の中にあって紙と画材があればいくらでも描ける人も中にはいるでしょう。でも私を含めて大部分の人は紙と画材を前にすると固まってしまいます。魅力的なモチーフを描いていく中で、美しいかたち、魅力的な線を発見することができます。
紙と絵の具を使って作品の素材作り |
素材の見本 |
次に作品の材料として紙と絵の具を使って「色紙」を作ります。刷毛やローラーなども使い、自由に作るのは楽しい作業です。繊維素材と染料との関わりについては詳しい大学院生にとって、慣れない紙と絵の具との格闘は新鮮で新たな発見もあります。
植物や人物から導き出されたかたち、紙と絵の具で作った素材を使って作品に仕上げます。図の色とかたち、地の色と形、全体の構成を考えていくと、いつもの作品制作で取り組んでいるテーマを別の面から捉えられることもあります。
28日は制作研究ノートについて、また年間の制作計画の発表、面談が行われました。こちらの紹介はまたの機会に。 久田多恵