京都造形大学の北、曼殊院の奥にこんな広大な薬草園があるとは知りませんでした。
最初に薬草園の沿革をスライドで紹介していただきます。
当日は良いお天気です。日傘を借りて見学に出発です。
素敵な洋館が資料館になっています。
見学のルートは概ね決まっているようですが、染織研究室では染料植物を見せて欲しいとリクエストしていました。
これは黄色の染料にもなるウコンです。
根の部分を切って断面を見せてもらいました。
藍の花です。
綿の花が咲いていました。
紫の染料植物で有名な紫根です。
根が絡まない様、筒状の容器で栽培されています。
園の見学が終わった後は、ホールで自家製の紫蘇ジュースのおもてなしです。
広大な薬草園には様々な植物が植わっています。
ここの植物から薬を作るというわけではないそうですが、基礎研究のためにこの薬草園があるそうです。
市販の染料植物は、乾燥した実や茎、あるいは砕いたチップ状のものがほとんどです。
はじめて沢山の生えている染料植物を見て感慨も一入です。
武田薬品薬草園の係の方は、暑い中、帽子もかぶらず丁寧に一つ一つ質問に答えながら案内してくださいました。
どうもありがとうございました。(高木)