2018年1月29日月曜日

スクーリング授業風景 染織IV-2  絣のショールをデザインする

キーンと冷たい冬の京都、雪がチラチラ舞っております。

こんにちは。今回は、絣のショールをデザインする、
絣のショールを織るという2つの授業をご紹介いたします。

この授業では、経絣技法を用いてショールを制作します。

●1回目のスクーリングでは、経糸図案の作成方法と、
織る前の糸の準備をする方法を実習を交えながら学習します。

●2回目のスクーリングでは、準備した糸を織り機にかけ、
ショールを織り上げるところまで行います。



まずは紙の上で図案を考えていきます。


考えた図案から防染するところに印をつけ、
糸をくくり染色しないように防いでいきます。

染まるところと染まらないところを作ることで柄が生まれます。



染色が終わったら、防染用のくくりを外していきます。
すると、柄が出て来ました。とても嬉しい瞬間です。


柄がうまく揃ったら、糸を巻いていきます。


織り機に経糸をセットしていきます。
1本1本丁寧に、忍耐強く頑張るところです。


織り機にセットできたら、いよいよ織り始めます。



織り進めると、柄がはっきりと現れてきます。
少しずつ柄がずれて現れるところが、絣の特徴ですね。

完成がとても楽しみです。

また、他の授業もレポートします!



通信染織研究室