2014年9月16日火曜日

[スクーリング授業風景] 染織Ⅲ-4a 組織を織る、染織Ⅱ- 3a 腰機で帯を織る 久田多恵先生、新田恭子先生

8月17日〜19日に開講された授業です。2013年以前の入学生にとっては、[組織を織る ]の後半3日です(全6日間)。2014年以降の入学生にとっては1年次の科目です。同時開講されました。

腰機で細長〜い布を織ります。
既に染まっている綿糸でたて縞のデザインと配色を考え、必要な経糸の本数を割り出し、経糸を準備します。
経糸に直接布を織る仕掛けをとりつけて、どんどん帯を織ります。

この腰機の中筒は三角形をしていて、安定しやすいです。
綜絖はできるだけ動かさないようにする(そのかわり中筒を動かします)ことが、この課題でストレス少なく布を織るための最大の秘訣です。

今回のスクーリングから3ヶ月後までに
完成作品を染織研究室に提出していただきます。
このスクーリングを受講された皆様は、ご自宅でどんどん織っておられる頃ではないでしょうか。
もし、作業していて資料にあたってもわからない事があれば
質問表でご質問をお寄せください。

作品をみせていただく事を大変楽しみにいたしております!!!(NK)


色とりどりの色糸の山

帯のデザインを考えています


教員による経糸準備のデモンストレーション

この棒を一本入れるだけで、腰機がずいぶん扱いやすくなります

スクーリングでは机にとりつけて織ります
ご自宅では柱など、ひっぱっても大丈夫なところに
取り付けて織りましょう
表現したかった模様、試行錯誤の末、織れました!!