2017年7月1日土曜日

布の道標 古裂に宿る技と美

展覧会のお知らせです。



この展覧会について
ABOUT THIS EXHIBITION

2013年に創業170年を迎えた京呉服の老舗ぎをん齋藤。7代目、現当主の齋藤貞一郎氏は、染織コレクターとしても知られた存在です。蒐集品に学んで精力的に古典の技法や意匠の復刻に取り組み、その成果を現代のきもの制作に活かされています。

本展は、中国唐代に遡る貴重な遺品や、民間に流出した正倉院裂としては最大級の発見として近年、話題を呼んだ唐花文錦を筆頭に、中世の綾・錦から近世の辻が花や慶長裂、友禅、そして渡りの更紗まで、東洋染織史を概観できる華麗な染織芸術品の数々を紹介します。

自らが作り手であり数寄者でもある齋藤氏の、深い憧憬と飽くなき探求心によって集められたコレクションを通して、古裂<こぎれ>に凝らされた技と美、その尽きせぬ魅力にふれていただけることでしょう。

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開催概要
EVENT DETAILS

会期 2017年6月17日(土)〜2017年8月20日(日)
会場 細見美術館 [MAP]
住所 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
時間 10:00〜17:30
・茶室 11:00〜17:00(不定休)
・カフェキューブ 10:30〜22:30
休業日:月曜(祝日の場合は翌日)
ランチタイム:11:30〜14:30
ラストオーダー:22:00
休館日 月曜日 
※祝日の場合、翌火曜日
観覧料 一般 1,200円(1,100円)
学生 1,000円(900円)
※( )内は20名様以上の団体料金
TEL 075-752-5555
URL http://www.emuseum.or.jp/index.html