2015年5月21日木曜日

着物の反物を染めるための道具を譲ってくださる方がいます

皆さんこんにちは。
東京都三鷹市にお住まいの方から、着物の反物を染めるための道具「枠場」を譲ってくださるとご連絡がありました。

手描きの図をいただきましたので掲載いたします。


天井から床まで届く柱が4本と、反物を張るための「太鼓」(図では8本)です。
各サイズは図をクリックしてご覧ください。

研究室からのアドバイス
小紋や中型、友禅の色差しに使えます。
糊を使う場合はコツが必要です。
天井の構造や材質によっては補強が必要な場合があります。

学生時代にアルバイトをしていた京友禅の工房では、この道具が使われていました。
コンパクトなスペースでも一反の反物を張ることができます。


在学生、卒業生の皆さん、「欲しい」「興味がある」という方はご連絡ください。
在学生は質問票をいつものところへ、卒業生は手紙かハガキで通信染織研究室にお知らせください。

詳細な説明や道具の受け渡し方法については、お譲りくださる方と直接やり取りをすることになります。

ご連絡お待ちしております。 (久田多恵)