2015年7月22日水曜日

祇園祭レクチャー

台風11号が接近した7月16日、宵山の日に祇園レクチャーは開かれました。

当日は足許の悪いところ大勢の学生さんにご参加いただき、和気あいあいと
楽しくレクチャーを終える事ができました。






レクチャラーの藤井先生、お手伝いの先生方、ご参加の学生の皆さん、ありがとうございました。


講師の藤井健三先生です。染織品の伝搬ルートを世界地図を描いて詳細に説明してくださいます。

お話の中で面白かったのは、祇園祭の山に松を飾る理由です。
神霊や怨霊は先端に宿る、ということです。松の葉の尖った部分にそういうものが宿るのだそうです。謡の高砂で翁と媼がくまでや箒を持っているのも、そういった理由からだそうです。

他にも、とても珍しい染織品の画像を沢山みせてもらいレクチャー終了後、早速探検に出かけます。
先生のお話に出て来たインドの絨毯です。この花の文様が伝搬によって変わるそうです。







教員は浴衣で勢揃いです。(高木)